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彩遊記

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デザイン思考が世界を変える

f0084105_1047364.jpg人生を『計画』する。人生を『漂う』。人生を『デザイン』する。この3つには大きな差がある。

あらかじめ『計画』したことが行き詰まれば、だれかの力を借りるのだろうが、ブラックスワンにも書かれていたが、この方法はある程度まではいいもののコンテンジェンシーへの構えがない。

それでは、どうすればいいのだろうか。ここでは『デザイン思考』とういう方法を用いている。

デザイン思考とはどういうものか。

デザイン思考とは人間中心思考とも呼ばれている。まずは、人生をプロトタイプと考え。モノや事に注意のカーソルを滑らせ、観察し、行動し、見つけ出し、視点をかえていく。とくに観察に重点をおく。そのことで、プロセスを、具体的な成果を生み出すプロジェクトへと転換する機会を探し出していく。

ウイリアム・モリス、フランクロイド・ライト、レイモンド・ローウィーチャールズ&レイ・イームズのコンビなどの軌跡がそうだった。

彼らに共通するのは、楽観主義、実験意欲、物語への愛好、コラボレーション、両手をつかった思考を通して、複雑なアイデアを考案し、プロトタイプ化し、巧妙なほどシンプルにつたえてきた。

一瞬の経験であれ、何世代も受け継がれる家財であれ、そこからモノを生み出す喜びを感じることができる。また報酬は、創造の繰り返しから生まれることを教えてくれる。

彼らは単に、デザインを行っただけではなく、デザインを生きたのだ。ミニマル・アートでもない、排他的なデザインエリートでもない。思考と行動の隙間を埋めることができるクリエーティブなイノベーターだ。

着想(インスピレーション)、発想(アイディエーション)、実現(インブレメンテーション)のすべてにかかわり、よりよい暮らしやよりよい世界を築きあげるという目標に一心に情熱を傾けてきた人たちである。

スタジオに籠りながら、『形態と機能』の関係について黙々と考える孤独なデザイナーは、異文化提携のチームにはそぐわない.

人々が気づいていないニーズを明らかにし、飛躍的な発想で問題を解決するためには「デザイナーのように考える」ことが必要だ。世界的デザインファームIDEOのCEOみずからその真髄を説いた本である。

といっても、一部を除き、ほとんどのデザイナーは、リスクを取らずスタジオに籠る。こちらのほうが問題なのだが・・。
by ogawakeiichi | 2010-08-14 10:19 | 情報とデザイン
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