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彩遊記

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身体性の遊学

松岡正剛著;空海の夢/22章;呼吸の生物学をベースに
身体性を考えてみた。
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人間の身体に注意のカーソルを向けてみるとき我々が、日頃ほとんど意識しないながらもある程度制御できるものがあります。その代表的なものが、呼吸と姿勢(主として丹田)。ぼくは、呼吸・丹田・瞑想が、身体性にとってもっともキモだと思っているのですがはたしてどうなんでしょう。呼吸を意識で制御し、姿勢と丹田に注意を払うことは禅や瞑想を行じて脳活動の深部に切り込んでいくどうやらテクニックツールのようですが。
ここでは、その一つである『呼吸』について『空海の夢』を織り込みながらちょろっと書いてみますね。まずは、呼吸のありさまの一つである音声から・・。ふと忘れそうな当たり前ですが、音声は呼吸ですね。
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松岡正剛著;空海の夢/22章;呼吸の生物学から
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☆M
声と息を吐くリズムにはある函数関係がある。
よーく「息と声の函数」に聞き耳をたててみると、
その関係に、あるコトに気がつく

そう、息を吸いながら話すことは一般的な生活では、
ほとんどない。

言葉はまず、息を吐くときに発せられる
さらに、声を出しているときが、声を出していないときよりも
呼息量がおさえられている。

たとえば「クーカイ」と発音だが、クー・カ・イ
のクーとカでは吐く息の量は少なく、
イの発音の最後でやっと吐く息の量が
ふえることに気がつくはずです。。

さあ、ためしてみよう!

一般的には、発話の時には呼吸数が激減し、
息を吸う作用はすこしふえるものの、
息を吐く作用は著しく緩やかになり
全体としての呼吸は深くなる。
すなわち活発な発話活動をしているときに呼吸が深くなることは、

声を出しているだけで、瞑想している可能性があるということなのです。


ああ、そういえば、般若心経や不動明王のマントラ
「のうまく さんまんだ ばさらだん ・・・」
など、延々と唱えつづけるとふっと、日頃とは違う 
変性意識状態かな?
と思えることがありますね~。

☆M
たくさんのお坊さんやる読経や声明を聞くと
それぞれがすこしずれながら世界海を
吸うような吸気音が、交響曲のように聞こえることがある

ということは
マントラ(真言)やダラニ(呪文)、読経や声明でも
瞑想しうる可能性があるということなんだ。

☆M
もうひとつたいへん興味深い気になることがある。
いろいろな声を長く出していると、そこにはかなり多種類の振動数が
合流されることになり、それらが周囲のモノが発している振動数と
共振や協調をおこす。
とくに樹木の発する、さまざなな振動数は発話振動数との近似値を共有する。
空海の言う、『五大にみな響きあり』とはまさにこうした自然界の
波動的本質をつく一句なんだ。


木々の葉のゆらぎ、
川のせせらぎ、海辺の波の音
木、そのものもよく耳をすますと
音をたててるんです。
聴診器を幹にあててみると
サーッという音がする
小学生の頃、幹に聴診器を当て体感しました。

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◇Wikiより
地球が発信している振動数を『シューマン共振』とよぶ地球の地表と電離層との間で極極超長波(ELF)が反射をして、その波長がちょうど地球一周の距離の整数分の一に一致したものを言う。その周波数は7.83Hz(一次)、 14.1Hz(二次)、 20.3Hz(三次)、・・・と多数存在する。常に共振し続けているので常時観測できる。1952年、ドイツの物理学者、ヴィンフリート・オットー・シューマン(Winfried Otto Schumann、米国イリノイ大学在籍)により発見された。ミュンヘン大学のコーニングは、人間の脳波とシューマン共振の周波数との間に強い関係があることを発見した。

脳波のうちα波は7.83Hz(一次)と14.1Hz(二次)との間にあり、β1波は14.1Hz(二次)と20.3Hz(三次)との間にあり、さらにβ2波は20.3Hz(三次)と32.4Hz(五次)との間にある。これらは大変に強い相関関係にあることが明らかであり、人間の脳(或いは他の生物の脳)が古代生物誕生以来シューマン共振から
強い影響を受けてきたことを意味する。(ウィキぺディア)
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ピアノの調律は、左から数えて49番目の鍵盤Aを440ヘルツ(若しくはピアニストの要請により、それよりわずかに振動数を上げて)として、そこから順次全体の音程を決めていく。ヘルツとは1秒間に何回振動するかという振動周波数の単位であるが、NHKがオンエアしている、ポ・ポ・ポ・ポーンという時報音のうち、最初の3回はそのAの音高の440ヘルツで、最後の音はその倍音880ヘルツ.
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・・空海は、地球の振動数『シューマン共振』と
マントラやダラニを唱える振動数と脳波の3つを
うまく共振させていたのかも・・(つぶやき)。

☆M
五大にみな響きあり
十界に言語を具す
六塵ことごとく文字なり
法身はこれ実相なり

この有名な『声字実相義』はわれわれの言いたいことを
ほとんど言いつくしているんだ。
ほら、この偈にある“響き”や“声”、あるいは“文字”や“言語“が
主語になってないことを重視してごらんなさい。

ただひたすら宇宙の音響が響きわたり
それがいつとはなく山川草木に共振してついに人の声となり
また、五体をくだいて言葉となりながらふたたび
時空の文字に還っていくような、
そんな述語的な光景に徹している名作だろう!。

つづく。。
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by ogawakeiichi | 2008-11-19 13:49 | 身体性
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